岡本かの子の傑作120作品を掲載しています！

岡本かの子は大正から昭和にかけて活躍した日本の小説家です。
小説家として実質的にデビューをしたのは晩年でしたが、生前の精力的な執筆活動から、死後多くの遺作が発表されました。
1936年に芥川龍之介をモデルにした『鶴は病みき』を、川端康成の紹介で文壇に発表し作家的出発を果たします。
また、仏教に傾倒し仏教研究家としてラジオ放送や執筆活動もおこないました。

※同一の作品でも、新旧の仮名遣いやルビの違いごとに一作品として紹介しています。

目次

愛
愛よ愛
秋の七草に添へて
秋の夜がたり
秋雨の追憶
或る秋の紫式部
或る男の恋文書式
ある男の死
汗
売春婦リゼット
晩春
伯林の降誕祭
伯林の落葉
母子叙情
仏教人生読本
バットクラス
病房にたわむ花
茶屋知らず物語
縮緬のこころ
ダミア
ドーヴィル物語
英国メーデーの記
越年
富士
噴水物語
街頭
ガルスワーシーの家
現代若き女性気質集
五月の朝の花
五月の朝の花
母と娘
花は勁し
春
宝永噴火
星
百喩経
異国食餌抄
一平氏に
異性に対する感覚を洗練せよ
時代色
慈悲
慈悲
女性の不平とよろこび
女性と庭
女性崇拝
快走
過去世
かの女の朝
家霊
かろきねたみ
褐色の求道
勝ずば
家庭愛増進術
川
河明り
風と裾
風と裾
健康三題
決闘場
金魚撩乱
気の毒な奥様
狐
高原の太陽
小町の芍薬
小町の芍薬
蝙蝠
渾沌未分
唇草
兄妹
狂童女の戀
窓
真夏の幻覚
明暗
みちのく
桃のある風景
娘
夏の夜の夢
朧
岡本一平論
愚なる（）母の散文詩
愚かな男の話
おせっかい夫人
雛妓
男心とはかうしたもの
良人教育十四種
巴里の秋
巴里のキャフェ
巴里のむす子へ
巴里の唄うたい
巴里祭
恋愛といふもの
鯉魚
老妓抄
老主の一時期
桜
山茶花
新茶
新時代女性問答
生々流転
初夏に座す
食魔
酋長
荘子
鮨
処女時代の追憶
小学生のとき与へられた教訓
扉の彼方へ
豆腐買い
東海道五十三次
取返し物語
とと屋禅譚
鶴は病みき
蔦の門
上田秋成の晩年
私の書に就ての追憶
山のコドモ
呼ばれし乙女
雪
雪の日
雜煮